「いくつになっても」       

 

                       2024年1月4日

 

謹賀新年。皆様今年もよろしくお願いします。

新年早々能登半島大地震、航空機炎上と、とんでもない新年の幕開けとなってしまいました。

何とか無事平穏な一年になることを心からお祈りしたいですね。

 

今年もたくさんの年賀状をいただきました。以前伴奏をした合唱団の団員の方から、

「90歳になりましたので、新年のご挨拶は今年度で失礼します」というものもいただきました。

まだ合唱団で歌っている現役の方です。90歳! すごいですよね。

現在伴奏をしている松戸の合唱団、昨秋ジョイントコンサートをしましたが、

打ち上げで年齢を聞いてビックリ。80歳代9人、70歳代3人、60歳代1人でした。

長く一緒にやっているので意識してきませんでしたが、これほど高齢化していたとは。

でもその年齢になってラテン語の曲やイタリア語の曲を新しく覚えて歌っている事に

驚きの念を隠せません。

 

お話を伺うと、旦那様をなくして現在一人暮らし(やはり女性の方が長生きです)。

日頃あまりおしゃべりすることも少ないので、

週一回アタマと体を使って声を出して感情を表に出す事はとても楽しみで健康的という方も。

そうですよね。

 

やれ腰が痛いとか膝が痛いとか多くの方が体の不調を訴えていらっしゃいますが、

声を出してもどこも痛まない(そりゃそうだ)そうで、

そのあとのお茶やランチでの仲間とのおしゃべりも、

いい生活の中のアクセントになっているそうです。

年に2回、合唱祭に参加し、ドレスを着てスポットライトを浴び拍手をもらう、

本当に日頃の生活から見ると非日常的で刺激的なイベントだそうです。

 

私は音楽が身近にあり、楽しんでいただいている方を見るのは老若男女、大好きです。

大学のオーケストラも大好きです。

私も音楽が身近にある人生を歩んでいますが、とても幸せなことだとつくづく思っています。

(トドのひるね)