「手術」

 

2023年12月5日

 

クリスマスツリーが綺麗ですね!ワクワクしてきます。

 

「トドのひるね」さんよりご指名いただきました「いちご」です。好きな果物にしました。

家ではトドと言われているのですが、ひるねさんがいるからセイウチにしようかな?とか色々迷いましたが、可愛いく「いちご」にしました。よろしくお願い致します。

 

セカンドオピニオンを受けて手の手術をして良かった!という体験談です。

 

今春、転倒しそうになった母を支えようとし駐車場の鉄骨に右手甲をぶつけました。

打撲と思い冷やして痛み止めを飲みながらピアノを弾いていましたが、

腫れがひかず5日後に整形外科にてレントゲンを撮りました。

右手甲ではなく右第5中手骨骨頭部骨折でギブスをしました。

 

接骨院の先生からギブスでは普通の生活はできるようになるが、ピアノは難しい。

手の手術で有名な佐倉整形外科に行って話だけもきいてみればと言っていただき

紹介状なしに飛び込みました。

 

不安も吹き飛ぶような元気で明るい素敵な女医さん!

 

仮骨形成が始まってしまっているが今手術すれば2週間後にはピアノが弾けるよ!

のお言葉で即手術しました。

 

手首付近に穴を開けて小指の付け根あたりまで骨の中にpinを3本入れます。

半年後にpinを抜く手術をしました。

 

来年2月のピアノ演奏も大丈夫そうです。ピアノの練習が一番のリハビリ!と励まして下さり

頑張っています。手術して良かったです!

 

余談ですが、

パンチして第3中手骨骨頭部を骨折するのはプロ

第5中手骨頭部を骨折するのはただのチンピラ!なんですって

(いちご)


「コンクール、悲喜こもごも」

 

2023年11月1日

 

9月のつぶやきトリスタンにも書きましたが、私はコンクールの運営、審査も行っています。

今年は8か所12日間の審査と、6日間の運営・お手伝いに参加しました。

 

就学前のお子さんから70歳を超えた方までいろいろな年齢の方々が参加します。

その中で少し気になるのがピアノの椅子の高さ。

小学校高学年の方でも椅子を一番高くして弾く方もいらっしゃいます。

基本、演奏時ひじの角度が直角がいいといわれています。

あまり椅子が高いと鍵盤に重みがかけられないので浅い音になってしまう恐れがあります。

 

でもそれも個人の好みかな。

私は学生時代は椅子は一番下、鍵盤にかぶりつくようにピアノを弾いていましたが、

今はなぜか3段くらい上げています。

座高が縮んだのかな?老眼?

でもそれによって音楽のフレーズも長いものが意識できている気がしています。

遠くから見るのは大事かも。

マア、グレン・グールドの様に椅子の足を切ってまで低い位置で演奏するピアニストもいますけどね。

 

コンクールのお手伝いでは色々なことをします。

受け付け、舞台、審査員の接待等、その中にはいろいろなことが起きます。

小さいお子様の場合は保護者の方が足台のセットや椅子の調整を行いますが、

中には舞台に上がって緊張したのか足台のセットの時に手が震えているおとーさん、

慣れていないのか手間取って顔面蒼白のお父さんを

冷ややかに見つめる小学校高学年の娘さん(お父さんかわいそ!)、

子供より派手なカッコで出てくる若いお母さん

(コツコツとうるさいので、せめてハイヒールはやめましょう),

足台セットは基本ピアノの左手からセットするのですが(お客様にお尻を向けることになるので)

右からセットして下着が見えてしまっているおかあさん、

舞台下手で待機中はスマホで録画可能なのですが、子供がすぐ弾き始めてしまい、

半分も撮れずに子供に怒っている親御さんなど様々です。

 

うまく弾けなくて後で泣いているお子さんもいますが、

まあ人生いろいろなことがあるさ、次、頑張ろうね。

 

ここで合格するための秘訣を。

まずしっかりとした音で弾いている生徒は評価が上がります。

もちろんリズムやテンポの正確さや強弱、音楽のつくりやまとめ方も大事ですが、

音の質はとても大事です。

残念ながら日頃電子ピアノで練習している生徒さんは

鍵盤を深く使えずやはり難しいかなと思います。

あとは30人に一人くらいいるのですが、先生から教わったこと以外に

しっかりと自分の感情を素直に表現できている生徒、

これは聴いていてすぐにわかります。

 

コンクールの挑戦者のボリューミーゾーンは小学生3,4年生。

高学年になると途端に人数も減ってしまいます。

私はつくづく思うのですが、ここでピアノをやめて塾通いをし、

ワンランク上の学校に進学してもそんなに人生、変わらないと思います。

それよりも趣味として手元にピアノを弾いていつも楽しむという事の方が

長いこれからの人生においても有意義だと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

(トドのひるね)


「吹奏楽コンクール」

 

2023年10月14日

 

こんにちは!

はじめまして、りんごちゃんです!

 

気温が一気に下がり、過ごしやすくなりましたね。

私は一般企業で働きながら、楽しく音楽を続けております。

 

10月と言えば何でしょうか?

そう、全日本吹奏楽コンクールの時期ですね!

千葉県は吹奏楽盛んな学校も多いので、吹奏楽が好きな方も多いのではないでしょうか?

 

今年の千葉県勢の活躍は目覚ましく、中高一般全て合わせて8団体が全国大会に進んでおります。

凄いですよね!

8月から千葉県大会が始まり、10月の全国大会まで一気に駆け抜けるのですが…

まさに青春の夏になります。

 

吹奏楽コンクールも、コロナをきっかけにオンライン配信でも聴けるようになりました。

 

吹奏楽コンクールに限らずですが、現地に足を運ぶの難しいという場合も多いので、

オンライン配信も主流になったのは良いですよね。

また、主流になる以前はチケットをゲットできなければ、リアルタイムでは聴けなかったので…

より多くの方に聴ける機会を与えられるというのもオンライン配信のいいとこです!

 

そんな夏の集大成である全国大会ですが、来週再来週の土日での開催になります。

お時間ある吹奏楽ファンの方、是非千葉県勢の勇姿を見てみてください♪

 

オンライン配信チケットはこちら↓

https://www.asahi.com/s-plus/event/2023zenkoku.html

 

(りんごちゃん)


「ラメはダメよ」

 

2023年9月5日

 

本当に今年の夏の暑さには参りましたよね。エアコンフル稼働で電気代がコワい・・・。

 

私はピアノのコンクールの運営にもかかわっておりますが、最近多いのはラメ問題。

コンクールともなると、参加者は就学前の生徒さんから美しいドレスで着飾って演奏されます。

が、このドレスが問題。

 

最近は以前と違ってとても安価で手に入ります。一万円以下はザラ。

マア子供の成長とともにサイズも変わるので、高価なものの購入には当然二の足を踏みますよね。

作り手からするといかに見栄えよく安く提供するか。

当然そのしわ寄せは「作り」の部分にきてしまいます。

ステージ、舞台下手、ホワイエ、おそらく安いであろうドレスから落ちたラメ。

地面はキラキラと輝いております。まるで夕日に照らされた波のようダァ。

 

大変なのは後始末。主催者は「基本原状回復」なのでこのラメも撤去しなくてはならないのですが、

これが実に大変。

粘着コロコロや掃除機を使いますが、しぶとくてなかなか取れません。

最近では主催者からのお知らせやホールからのお知らせにも明記していますが、

それでも着てくる人はいます。

コンクール当日「そのドレスは着ないでください」ともいえないし・・・。

仕方がないので演奏時以外はそのドレスを着ない、着用時はウロウロしない、

活発に動かない等の通告をします。

 

自分が演奏だけする時と違って裏方の仕事はいろいろなこと体験できるので、

ある意味面白いものです。

生徒さんの親御さんは音楽や舞台の事をご存じない方もいらっしゃいます。ホールの方の話によると

「舞台を照らすライトが暑い。何とかして!」というクレームもあったとのこと。あらら。

主催者は一生懸命にやっていますので是非ご理解のほどを…。

                     (トドのひるね)


「暑い!!」

2023年8月1日

 

 

ご指名いただきました、おみそです。

 

言わずもがなだが、とにかく暑い…

国連事務総長が「地球沸騰化」と発言したとか。

なんとも恐ろしい時代になったものです。

このところヨーロッパでも、熱波が。山火事が。と暑さ起因の話ばかり。

夏休みを利用して講習会を受けに行く生徒たちに、

「ヨーロッパは夏でも過ごしやすいよ。」なんてうかつに言えません。

 

話変わって。

少し前、とある講談師の講演に行く機会がありました。

息の使い方、マイクへの声の乗せ方、

表現の仕方・魅せ方など、勉強になることがたくさんあったのですが、

とりわけ印象に残ったのは

「コロナ禍で寄席がなかった間、師匠方の落語が下手になった。

寄席が復活したら師匠も復活した。」

というお話。

 

練習だけしているのと、本番があるのでは大きく違うのだと痛感しました。

コンサートがあるというのは、お客様にとってだけでなく、

演奏者にとっても非常に重要なこと。

千葉県国音同調会でも、演奏の場を増やす活動をより拡げていきたいと思います。

(おみそ)

 


「知らなかった!」

2023年7月3日

 

 

プレ・サマーから本気の夏に少しずつ移行している感じですね。

なんだかんだしているうちに今年の半分が終わってしまったことに驚きの念を隠せません。

 

6月25日に船橋中央公民館で令和5年度の総会が行われました。

昨年度の活動報告や今年度の活動計画のほか、昨年度の会計も無事承認されました。安堵。

 

また来年のサマーコンサートのホールを無事予約しました!

令和6年7月21日の日曜日、場所は浦安音楽ホールです。

新浦安の駅前にあり、響きがとてもいいので有名な新しいホールです。

少々ホール代は高いのですが、大勢の参加者が素晴らしい演奏を披露できる様、

万全の態勢で運営に当たるつもりです。

 

先日仕事で鹿児島に行ってきました。

しかしびっくりしたのは羽田空港の出発便の多さ!

木曜日の午後でしたが、15:20 20 25 30 30 30 40 40 45分発という感じで、

こりゃあ日本経済完全復活だぁという感じ。

満席の便も多数ありました。

 

観光の時間をもらい、街中をプラプラしていたら公園で「我は海の子」の歌碑を見つけました。

小学校の時に習いましたが、歌詞の中に「けむりたなびく」というところがあり、

海の歌なのにけむりって何だ?海に浮かぶ汽船の煙突から出たけむりかな?

とずっと幼心に思っていましたが、実はあれは桜島の噴煙だそうです。

あの作詞者は鹿児島出身で明治維新の頃10歳で小樽に移住したのですが、

あの海と噴煙の景色が忘れられず、応募したところ採用されたそうです。

半世紀ぶりに疑問が解けました!

 

またふるさと維新館というところにも行きましたが、

そこで面白かったのは「初版君が代」。

実は今の君が代はセカンドバージョンで、

明治3年にイギリス人が作った西洋音楽調の君が代があったのです。

そこには楽譜とともにボタンを押せば音源もありました。

知らなかった!こんな曲があったとは!

聞いてみた感想「・・・こりゃあかんわ」

 

YouTubeでも聞けるので、ぜひ聞いてみてください。

いくつになってもいろいろな発見があって人生面白いものです。          (トドのひるね)


2023年6月10日

 

みなさん、こんにちは    

数日前記事のご指名をいただきましたアントンです。

 

私は普段、主夫をしながら合唱指導やアマオケのお手伝いをしていますが

最近私の好きなブルックナーの交響曲を弾く機会が増えてきて

とても嬉しいなぁと思っていたら来年は生誕200年!!

記念の年に向けて布教をしなければと思っています。

ブルックナーは曲が長く取っ付きにくく聴くのに根性が入りますが

混声7部合唱のアヴェマリアを聴いて頂けるとその美しいハーモニーに心奪われること間違いないです。

ぜひ聴いてみてください。

 

話はちょっと変わって最近ヴァイオリンの修理を一見さんお断りの工房の方にお願いしたら

この楽器は性能の3割しか発揮してないよ。」と言われ、

直したら8割ぐらいまで良くなるとの事でやってもらったら

響きがまるで変わり本当に別の楽器になっていて驚きました。

その方の話では新作でもオールドでも

その楽器の性能を発揮出来る状態になっているものは少ないらしいです。

私の身体も調整するといい声でるかな?

(アントン)


2023年5月7日

 

ご指名を受けました、「ぽんこ」です。

笛猫さんも書いていたように、ペンネーム、、悩んでしまいますね。

私も悩みに悩み、大学時代に学校の裏ですり寄ってきたと思ったら急に噛まれた、という縁のある動物にちなんでみることにしました。

 

さて、春が来たなと思っていたら、夏?!と思ってしまう位の暑さですね。

今年は久しぶりに制限なしのGW、出かけられる嬉しい気持ちと、

人混みに辛さを感じてしまう気持ちが入り混じっています。

出かけるか否か迷った結果、今年最後のいちご狩りを楽しんできました。

 

4月の話になりますが、娘がピカピカの一年生になりました。

学校が楽しみで、前日から持ち物を何度も確認し、お友達と手を繋いで登校する様子はとても微笑ましいです。

 

入学のしおりには入学後一週間の予定が書いてありました。

1日目は主にあいさつや物の場所を知ること。

2日目は主にお約束の確認、そして歌うことでした。

どのお勉強よりも歌うことが先にあったことに嬉しく思い、歌うことの大切さを感じました。

家では覚えてきた歌を歌ってくれます。

わからないところを「⚪×△〜」とごまかしながら歌っていたところが日に日に少なくなっていき、少しずつ歌が完成する様子をみるのもまた楽しいです。

 

58日からコロナが5類に移行されることで、やっと色々とできるようになりますね。

マスクや距離、人数、活動内容の制限、音楽を表現する側も教える側も、

もちろん聴く側も我慢の4年間でした。

今までの我慢の分、これからの活動の広がりがとても楽しみです。もちろん感染対策は今後も気をつけて。

(ぽんこ)


「ピアニストとオーケストラ」
2023年4月2日
すっかり春です!

前回のコラムの佐藤理事を苦しめたスギ花粉ともそろそろさようならで、いい行楽の季節になりました。

私は常磐線沿線に住んでいますが、各駅停車の千代田線に乗ると通常はJRの車両で、車内の液晶
の天気予報は取手、松戸、北千住が表示されますが、先日たまに来る小田急の車両に乗ったら厚木、小田原、片瀬江ノ島の天気予報でした。
小田急のほうが胸がときめくなァ。

以前教えていた生徒が、今度サン・サーンスの交響曲3番「オルガン付き」のピアノパートを担当するのでみてくれとレッスンに来ました。
わたくしも現代曲でのオーケストラの中のピアノパートの演奏の経験がありますが、32小節休み、調子記号が変わって8小節休み、はいソロパートという感じで、お休みの部分の数を数えるのが大変でした。
ほかの弦や金管、木管の人はすごいなァと感心します。

オーボエの友達に聞くと、右手が10の位、左手が1の位で下の見えないところで数えることも多いそうです。
一見余裕で優雅そうに演奏していますが、まるで白鳥のように水面下では一生懸命なのですね。

他にはショスタコーヴィッチの交響曲5番やペトルーシュカ、アパラチアの春など浮かびますが、どの部分も大変目立ちます。
いつも一人で黙々と自分の音楽の完成に取り組んでいるピアニストにとっては大変新鮮な経験になります。
多彩な音の中でのピアノの演奏、協奏曲とは違ってほかの音の流れに同化し、ともに音楽を共有する、とても楽しいものです。

コロナの影も薄くなり、皆さんアンサンブルを楽しんでみませんか?
コロナ禍でははばかられていましたが、サア
新しい世界に飛び込んでみましょう。(トドのひるね)

「ひなまつりと花粉症」

 

2023年3月7日

 

やっと春らしくなってきましたね♪

 

「トドのひるね」氏より、ご指名いただきました「笛猫」です。

…ペンネームなんて考えた事も無かったので、悩んだ末の''そのまんま’‘(笑)

笛を吹いている、猫好き理事のサトウです。

 

3月といえばひなまつり〜♪…というより花粉症でしょうか(泣)

 

今年は本当に花粉が多いですよね。

私はオーケストラでフルートを吹く仕事をしているのですが、ステージ上でクシャミを連発する訳にはいきませんので、時期が来ると耳鼻咽喉科に行ったりして、長いこと合う薬を探してきました。

よく効いても、頭がボーッとして集中力が落ちると困りますし、口が渇いてしまう薬は音色に影響してしまうし…と悩んでおりました。

 

が!!

数年前に、漢方に詳しい内科医の方にフルートのレッスンをさせていただく機会があったので聞いてみましたら、朝→漢方薬(麻黄湯)、夜→抗ヒスタミン剤(アレジオン)の組み合わせを教えてくださり、試してみたら私にピッタリ!

数十年来の悩みが解決しました。

 

特に、身体に冷えた水分が留まりやすい体質に向いているようですが、宜しければお試しくださいませ。

共に乗り越えて参りましょう!!(笛猫)

 


「春はまだか」       

2023年2月5日

 

 

 

お年玉年賀はがき、2等が当たりました。下4桁なので確率は一万分の一。

毎年100枚いただいても100年に一度の確率です。

そんなにスゴイことなのに、景品はカレー6袋セットとか体温計とか大体2500円くらいのもの。

ちょっとショボいかな。

もらって文句は言えないけど、年賀はがき代にもなりません。何とかしようよ日本郵便。

 

今年の冬は寒いながらも日差しに春の気配を感じられるようになってきました。

今日、昨年9月以来久々に理事会が行われました。理事13名のうち8名参加。

今年は音楽会はありませんが、夏に予定の総会、懇親会、その他会員向けの葉書の内容確認、

HPのさらなる活用方法について大いに話し合われました。

いろいろな年代のいろいろな専攻、いろいろな地域の理事がそれぞれの観点から忌憚なく発言され、毎回とても和気あいあいとして楽しい雰囲気です。

会長、副会長がエラぶるタイプではないので、そのせいかな。

 

ますますすべての活動の自粛が解け、普通の生活が戻ってきています。

制約があったからこそ今の自由のありがたみが感じますね。

おおいに今年は羽を伸ばして、ピョンピョンと跳ねてみましょう。

 

来月号から「トドのひるね」の指名を受けた理事がつぶやきトリスタンに参加します。

どうぞお楽しみに。(トドのひるね)


「謹賀新年」

2023年1月4日

 

 

 

さあ2023年うさぎ年のはじまりです!皆様年末年始はどうお過ごしでしたでしょうか。

 

大晦日、あたふたと大掃除をし、年越しそばを食べ、そのあとはゆったりタイム。ヨメさんに居間のテレビを占領され私は寝室で毎年第9と一年のクラシック回顧番組(Eテレです)でまったりです。

 

 一番印象に残ったのはミュンヘンの3団体合同オーケストラのベートーヴェンの「運命」かな。

この音は日本のオーケストラには絶対に出せません。これは何なのか・・・。

いつものメンバーでない団員同士が演奏してこの演奏。この音。やはり流れている血が違うようです。

団員一人ひとりが頭に描いている音楽のイメージ、質が違うのでしょう。力強い低音、呼吸、ハーモニー感。

これを世界のオーケストラの中でのドイツの「個性」とかたずけてしまうのは簡単なのですが、じゃあ日本のオーケストラの個性はと言われると、協調、ち密、器用さという感じかな。だがそれらは観客の心に直接響いてくるものかというと、・・・んーという感じのものです。

 

月並みではありますが、心を込めて音を出す、自分の感性を思いっきりひけらかせて表現する、これが大事かな。

ユーチューバ―など自分を見せる文化が日本には根ずきつつあります。自己表現をする文化がこれからどんどん

浸透していくと、日本のクラシック音楽の質も変わっていくかもしれませんね。(トドのひるね)