「入試」

2022年12月4日

 

 

 

はや師走に入りました。ホントに一年が早い・・・

昨今では国立音大でも推薦入試で入る人が多くなりました。

推薦入試での入学特権は、いまや付属高校だけのものではない!

11月下旬に推薦入試が行われ、12月上旬には発表です。

たとえば弦楽器の場合、入試科目は実技と面接のみ。

そりゃあ他の勉強をしなくてもいいので一般で受ける人は少なくなりますわな。

 

もうみなさんご存知の方が多いと思いますが、音大は国公立を除いて全入時代に突入しています。

落ちません。

「落とせるものなら落としてみろ!」という生徒も入ります。生徒の奪い合いです。そうなると大事になってくるのは大学の魅力。

 

かつては年末に行われるN響の第9は国立音大が合唱で全国放送。特に地方から上京してきた学生にとっては故郷に錦を飾る最大のイベントでした。

そりゃあ「○○さんちのお嬢さん、NHKで歌っとる!」となれば地方では親御さんは鼻高々。

それもなくなってしまいました。

 

今でも特に地方では「先生が国立出身で勧められたから」というパターンが多いようです。やはりOB,OGの協力は大変大事です。

それには「あの尊敬する先生、国立出身かあ。ならば私も・・・」という状況がベスト。教える立場の人間の魅力はこれからますます大事になってくるのではと思います。

 

音楽を教えている皆さん、生徒から信頼されていますか?

1月1日の元旦に一年の計として誓いを立てるのもいいかもしれませんね。(トドのひるね)


「マスク」考    

2022年11月2日

 

 

 

秋の深まりを日一日と感じる季節になりました。「芸術の秋」どうお過ごしでしょうか。

 

皆さんは外出の時マスクを着用しますか?

政府は人が近くにいないときはマスクはしなくていいよーと盛んにアピールしていますが、

人の少ない住宅街を歩いていてもマスク着用の人が断然多いようです。

 

欧米などではコロナの感染時の初期、マスク着用を義務づける政府に反対してデモが盛んに行われていました。

今ではコロナという敵の正体が明らかになり、街中ではマスクをしている人がほとんどいないようです。

日本と欧米、この差はなんなのか!

 

個人的にはマスク着用は大嫌いです。人込みや会議、電車に乗るときなどはもちろん着用していますが、それ以外の時以外はしません。

金木犀の香り、新鮮な空気、マスク越しでは感じられません。

勝手な解釈ですが、我々音楽家にとって「いい音」「美味しい」「素晴らしい景色」「心地よい風」「いい匂い」など五感を研ぎ澄ませることはとても大事なことだと思います。

 

それを封印してしまうのは・・・。

 

テレビで合唱コンクールの中継がありましたが、皆マスクをして歌っており、当然ながらみな同じに聴こえてしまいました。

「演奏時マスク着用は義務ではないが、着用が望ましい」。なんというワケのわからん中途半端な、いざという時の逃げ口上ととれるお達し。

完全にバリアを張っている感じです。

 

皆さん政府の言葉通りマスクを外してみませんか?銀杏のあの臭いにおいをかいで、五感を敏感にしましょう!(トドのひるね)


2022年10月3日

とっても長い残暑の季節もようやく終わりが見えてきました。

 

私は麺類が好きなのですが、気温が30度以上でソーメン、25度以上で冷麦、

20度以上でざるそば、15度以上でスパゲッティか焼きそば、15度以下でラーメンや

うどんというところでしょうか。気温が何度でもビールという方もおられますが。早く新蕎麦が食べたい!

 

7月31日に国立音楽大学で全国の都道府県から同調会の各支部代表が一同に集まって行われる

代議員会が行われました。50代議員のうち出席は27名、先月千葉県は太宰会長がオンラインで出席とお伝えしましたが、欠席で後に本部より資料が送られてきました。

主な内容は同調会会長が山下洋輔氏から武田忠義氏に、寄付金が663,500円(目標50万円)に達したのこと、

また活動として奨学金の給付、ホームカミングデイの開催、くにたち賞授与、また時々ニュースで見かけられますが、

コロナ禍、この国立でも修学に影響を及ぼした学生に食料品などを含む支援品の支給を行いました。「同調会って何してるの?」という疑問をお持ちの方に、

少しは理解していただけましたでしょうか。

 

音楽活動もほぼ通常に戻った感じですね。2年半前の「毎日が日曜日」「老後の予行練習」がウソのようです。改めて音楽で活動できるいまの環境に感謝しつつ、「芸術の秋」「食べ物の秋」を満喫したいと思います。(トドのひるね)


2022年9月1日

今年の夏は暑い日が続いたり曇りの日が続いたりと、何だか総括するのが難しい感じですね。

 

全国から各県の同調会の方々が集まって、年に一度国立音楽大学で行われる代議員会。

まだコロナが猛威を振るう中、コロナとの共存に世の中のベクトルが向いて来ていますが、

太宰会長は今回オンラインでの参加となりました。

会長は現在病院系の保育園の園長をされています。

保育施設でのコロナ感染が多く報道されていますが、

園長が感染してそこから園児に広まるという最悪の事態だけは絶対に避けなければなりません。

という事でオンラインでの参加にご理解を賜りたいと思います。

代議員会の内容に関しては来月上旬のつぶやきトリスタンでお伝えいたします。

 

4年ぶりにスマホを買い換えました。

前々回でもお伝えしましたが、この手のものの扱いは得意ではありませんが、お金を出してやってもらうのはプライドが許さない(まだ若いという自負があるのだ)。

マニュアルを見ながらデータの移行をやってみました。

lineの移行、成功!(やった!)その他メールの履歴やアプリの移行もバッチリ!(やるじゃん!)

電話帳・・・真っ白。フォト・・・真っ白(アチャ・・)。

電話帳は新しく入れなおし、写真は前の携帯を眺めて過去は振りかえらないようにしたいと思います。(単なる負け惜しみ)。

 

次は10月上旬につぶやきます。(トドのひるね)


2022年8月2

8月に入りましたが気温も35度近くになるとさすがに体力的に厳しいですね。ある程度汗をかいた方が身体の調子はいいのですが、ちょっと・・・

 

サマーコンサート、無事終わりました。特に大きなトラブルもなく、約100名のお客様にご来場いただきました。

少し少なくてさびしいかなーとも思いましたが、再びコロナが盛り返してきた中での開催、まずは4年ぶりに行えたことを第1に喜びたいと思います。

 

このコンサートの最後に歌った「千葉県民歌」。

太宰会長が「何、皆知らない?この曲はいい曲だ!是非皆で歌って広めたい!」と理事会の時に熱く語って初めてこの曲を聴いた時の素直な私の印象「・・・(苦笑)」。

昭和39年に作られ演奏指示の所には「行進曲風に」と書かれ、チャーン、チャーカ、チャーンチャンというまるで星飛雄馬の世界(知らない人スイません)。

 

ところがこの曲を太宰会長の指導の下、出演者、当日のお手伝い理事、そして客席の方々と最後に歌ったのですが、会長の教員経験豊かな絶妙トークもあり、また今回出演を見合わせた合唱団の団員や声楽出身の会員を中心に大声で熱唱。実はこれが大変盛り上がったのでした。

 

会長が新しく就任してから初めてのコンサート。新しい色も出せて、成功に終わった素晴らしいコンサートでした。勿論若き出演者の熱演が素晴らしかったことは言うまでもありません。

また2年後に向けて、今回の反省点をふまえつつ頑張りたいと思います。(トドのひるね)


2022年7月4

例年になく早い夏の訪れに少々辟易しています。

今年度よりペーパーでの情報発信に代わり、このHPに月1回程度「つぶやきトリスタン」として掲載することになりました。

 

まずはやはり4年ぶりに行われる「サマーコンサート」!

2年おきに開催してきましたこのコンサートですが、コロナの影響で2年先延ばしになり4年ぶりの開催となりました。

音楽環境もコロナ前にかなり戻ってきましたが、まだまだ油断はできません。その中、今回は7名の卒業生(または大学院在校生)が出演します。みな気合十分でこの暑さに負けない熱い演奏を披露してくださいますので、ぜひ足を運んでいただいて若い演奏家に応援をお願いします。

 

この3年間会費を徴収しなかったので経済的には大変厳しいのですが、今回のチラシやプログラムは理事の中の唯一20代のY理事がすべて作成してくれ(頭が硬直したジジババ理事にはとてもムリです・・・)大変感謝されております。

 

この先、身近な情報をタイムリーに発信してまいりますので、これからどうぞよろしくお願いします。

(トドのひるね)